ベビーカーとバリアフリー

ベビーカーとバリアフリー

ベビーカーを利用していると、子供がいなかったときには気づかなかったいろいろな障害に気づきます。ベビーカーを利用するようになって、バリアフリーという言葉を今まで以上に深く知ったような気がします。

ベビーカーを利用する上での障害としては、スロープのない段差や階段、舗装されていない道、狭い道、交通量の多い道、路面の凸凹・ボコボコなどなど。

ベビーカーを押していて、そんな障害物に差し掛かると、場合にによっては、赤ちゃんを抱っこした上に、ベビーカーも持ち上げて運ぶという、超大変な 状況になったりします。そんなベビーカーを阻む障害も、距離が短ければ、まだましですが、何段もある階段だったりすると、汗だくのがんばりを要する場面に なったりします。

それでも、昔に比べると、道はほとんど舗装されていますし、公園や公道でのスロープは増えています。ですので、ベビーカーを利用していても、障害はかなり少なくなってはいると思います。

ですので、お散歩など、自分で好きなコースが選べるときには、障害のある場所を避ければいいだけですので、十分な環境なのかもしれません。

でも、どこかに行きたいなど、目的のあるお出かけの時には、選べる道が限られることもあり、ベビーカーを利用していて、障害になる場所はまだまだ残されています。

ですので、ベビーカーを使う立場の人間の一人としては、もっとバリアフリーが進むことを期待しています。

少子化のせいで、小さい子供や小さい子供の親の意見は少数派かもしれません。その一方で、少子化は社会全体の問題です。ベビーカーの話から少し話が大げさかもしれませんが、もっともっと、子育てしやすい街づくりが進むことを期待したいです。

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